ミルクエコ・クーリングシステム
環境に優しく経済的、そしてミルクにも優しい プレートクーラー冷却水の再利用システム
搾乳後のミルクをバルククーラー投入時にプレートクーラーで冷却すると、
合乳時の乳温を 約10℃下げる事ができ、冷凍機の運転時間が短縮されます
合乳時の乳温低下や冷却時間短縮によって、ミルクの生菌数上昇を抑制します
攪拌時間も短縮され、脂肪分離などのリスクも下がります
プレートクーラーで使用した温水をムダなく再利用します
4,000Lバルククーラー(冷凍機 6hp)
搾乳頭数 50頭
乳量 約900kg/回
搾乳時間 約90分/回
当牧場様では プレートクーラー M250を使用し、 ミルク冷却水を 牛の飲料水やボイラーに再利用されています
冷却水の温度 (水道水 : 冬季~春季) | 8 ~ 10℃ |
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1回の搾乳でミルク冷却に使用される水量(水圧による) | 400 ~ 500リットル |
搾乳後の貯水タンク水温 (=ミルク冷却後の水温) | 18 ~ 22℃ |
バルククーラー投入時の乳温 (プレートクーラー通過後) | 20 ~ 24℃ (冷却水温による) |
導入前 | 搾乳開始後約135分で乳温4℃まで冷却 |
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導入後 |
搾乳開始後約90分で乳温4℃まで冷却 →冷凍機の稼働時間が約 45分 (1/3)短縮されました |
1回の搾乳量が 900Lの場合、プレートクーラーにより 1時間に約 9,000kcal のミルク熱量を回収できます
これは、4~5馬力の冷凍機を 1時間稼働するのに相当するエネルギーを節約できる計算になります
プレートクーラーを使用すると、約10℃上昇した水が約 500L発生します (5,000kcal)
この水をボイラーに供給すると、灯油消費の節約効果や給湯機器の長寿命化が期待できます
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