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ミルクエコ・クーリングシステム

環境に優しく経済的、そしてミルクにも優しい プレートクーラー冷却水の再利用システム

  1. ミルク冷却に使用したプレートクーラーの水をムダなく再利用します
  2. 貯水タンク内の水量が不足した時は、タンク内のフロートバルブが作動し、水道水を補充します
  3. どのタイプのミルカーにも設置が可能です

システム導入のメリット

冷凍機

搾乳後のミルクをバルククーラー投入時にプレートクーラーで冷却すると、 合乳時の乳温を 約10℃下げる事ができ、冷凍機の運転時間が短縮されます

  • 冷凍機の負担が軽減し、トラブルリスクも下がり長持ち
  • 電気使用量も減少するので、地球に優しく経済的
乳質

合乳時の乳温低下や冷却時間短縮によって、ミルクの生菌数上昇を抑制します
攪拌時間も短縮され、脂肪分離などのリスクも下がります

冷却水の再利用

プレートクーラーで使用した温水をムダなく再利用します

  • 温まった水をボイラーに利用すると、ボイラーの燃料消費量が削減できます
    (電気温水器等でも同様の節約効果が期待されます)
  • ウォーターカップに接続すると温かい水が供給され、冬場の牛に効果的です
  • 蛇口などを取り付けて、ユニットの洗浄や牛舎内洗浄などにも利用できます

A牧場様 導入事例

4,000Lバルククーラー(冷凍機 6hp)
搾乳頭数 50頭
乳量 約900kg/回
搾乳時間 約90分/回

当牧場様では プレートクーラー M250を使用し、 ミルク冷却水を 牛の飲料水やボイラーに再利用されています

冷却水の温度 (水道水 : 冬季~春季) 8 ~ 10℃
1回の搾乳でミルク冷却に使用される水量(水圧による) 400 ~ 500リットル
搾乳後の貯水タンク水温 (=ミルク冷却後の水温) 18 ~ 22℃
バルククーラー投入時の乳温 (プレートクーラー通過後) 20 ~ 24℃ (冷却水温による)
ミルクエコ・クーリングシステム導入による冷凍機稼働時間の変化
導入前 搾乳開始後約135分で乳温4℃まで冷却
導入後 搾乳開始後約90分で乳温4℃まで冷却
→冷凍機の稼働時間が約 45分 (1/3)短縮されました
冷凍機

1回の搾乳量が 900Lの場合、プレートクーラーにより 1時間に約 9,000kcal のミルク熱量を回収できます
これは、4~5馬力の冷凍機を 1時間稼働するのに相当するエネルギーを節約できる計算になります

ボイラー等

プレートクーラーを使用すると、約10℃上昇した水が約 500L発生します (5,000kcal)
この水をボイラーに供給すると、灯油消費の節約効果や給湯機器の長寿命化が期待できます

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